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WiMAXクレードルは購入すべき?おすすめの人や注意点など徹底解説していきます
WiMAXの端末情報と一緒に、「クレードル」と書かれているのを見かけます。
クレードルは、充電もできるスタンド型の機器のことですが、具体的にはどのようなものなのでしょうか。
今回は、WiMAXクレードルのメリットや注意点に触れながら、クレードルの購入がおすすめの人をお伝えしていきます。
※当記事では特段の記載が無い限り税込価格で表記しています
WiMAXのクレードルとは?
引用:UQ WiMAX
WiMAXのクレードルは、モバイルルーターなどを充電できるスタンド型の接続装置のことです。
モバイルルーターの置き場所として活用できるので、モバイルルーターをなくしたり傷つけたりする心配が少なくなります。
のちほど詳しく説明しますが、有線のLANケーブルをつなげられたり、通信速度が向上したりする可能性があるなど、充電以外の機能もあります。
WiMAXクレードルを利用するメリット
WiMAXクレードルのメリットは、以下の4つです。
<WiMAXクレードルのメリット>
- 有線でインターネット利用ができるようになる
- 速度が速くなる可能性が高い
- 置くだけで充電ができる
- 端末によっては置き時計代わりになる
ひとつずつ見ていきましょう。
有線でインターネット利用ができるようになる
WiMAXクレードルにはLANポートがついています。
LANケーブルでパソコンや周辺機器をつなげられるため、無線LANに対応していない古いパソコンでも、クレードルを使えばインターネットに接続が可能です。
速度が速くなる可能性が高い
WiMAXクレードルを使い有線で接続すると、通信速度が速くなる可能性があります。
WiFiは、電子レンジなどの家電と同じ周波数を使っているため、電波が干渉することがあるのです。
また、家具などの障害物により電波がうまく届かない場合もあります。
通信速度が遅いと感じたら、WiMAXクレードルを使って有線LANをつなぐと向上するかもしれません。
https://twitter.com/wifihajimete/status/1163432060964356096
速度が多少上がったという口コミがありました。
置くだけで充電ができる
WiMAXクレードルにモバイルルーターを載せるだけで充電ができます。
わざわざアダプターをつけてコンセントに挿す必要がないため、充電を忘れやすい人におすすめです。
外出先でモバイルルーターを使う人は、モバイルルーターの充電がなければ使えません。
帰宅後や就寝時に端末をクレードルに載せれば、充電をし忘れる心配はないでしょう。
端末によっては置き時計代わりになる
WiMAXのモバイルルーターによっては、時計がディスプレイに表示されます。
クレードルに端末を載せれば置き時計代わりになるので、ベッド周りやリビングに置くと便利です。
現在、UQ WiMAXで取り扱っているモバイルルーターで、ディスプレイ表示ができ、クレードルが販売されているのは以下の端末です。
<WiMAXで取り扱っているモバイルルーター>
- Speed Wi-Fi 5G X11
- Speed Wi-Fi NEXT WX06
- Speed Wi-Fi NEXT WX05
- Speed Wi-Fi NEXT W05
機種によってはクレードルが販売されていない場合もあるため注意しましょう。
https://twitter.com/nakusanaiyo/status/998877176001789952
コンパクトなのでちょっとしたスペースにも置けます。
WiMAXクレードルで注意すべき点
WiMAXクレードルは有線でインターネットが利用できたり、速度が速くなったりとメリットが多いですが、一方で以下の4つの注意点を押さえる必要があります。
<WiMAXクレードルで注意するポイント>
- クレードル購入に金額がかかる
- 必ずしも速度が改善されるとは限らない
- USBケーブルでも問題なく充電できる
- キャッシュバック額が減る可能性がある
ひとつずつ説明していきましょう。
クレードル購入に金額がかかる
クレードルはモバイルルーターの端末代金とは別途で、クレードル端末代がかかります。
auオンラインショップとAmazonで販売価格を見てみましょう。
対応機種 | auオンラインショップ | Amazon |
---|---|---|
Speed Wi-Fi 5G X11 | 3,795円 | 5,850円 |
Speed Wi-Fi NEXT WX06 | - | - |
Speed Wi-Fi NEXT WX05 | 3,520円 | 2,980円 |
Speed Wi-Fi NEXT W05 | 3,190円 | 3,990円 |
クレードルの販売相場は、約3,000円台〜5,000円台です。
モバイルルーターにオプションで付くわけではないため、購入する際には注意が必要です。
必ずしも速度が改善されるとは限らない
クレードルを使っても、必ずしも速度が改善されるわけではありません。
場所によっては、クレードルを使っても速度が変わらない場合があります。
USBケーブルでも問題なく充電できる
WiMAXクレードルは載せるだけで充電できますが、USBケーブルでもACアダプターさえ準備すれば、問題なくモバイルルーターを充電できます。
ケーブルに接続して充電するのが面倒な人や有線LANを活用したい人にとって、WiMAXクレードルはおすすめです。
しかし、充電だけを目的に買うのはもったいないかもしれません。
キャッシュバック額が減る可能性がある
WiMAXのプロバイダごとにキャンペーンを実施しています。
お得に契約をする場合は、キャッシュバックキャンペーンの利用がおすすめですが、クレードルを購入することでキャッシュバック額が減る可能性があります。
クレードル代は無料になるものの、キャッシュバック額が減るため、キャッシュバックを使って安くWiMAXを契約したい人には向いていません。
https://twitter.com/spyair_love_ary/status/1043309192268808192
自分にとってクレードルが必要か、キャッシュバックを重視するかで決めてみましょう。
WiMAXクレードルを購入しても問題ない人
WiMAXクレードルは有線LANケーブルが使えるので、無線LANに対応していない古いパソコンでもインターネットが利用できます。
また、通信速度が向上する場合もあり、充電もできることから主に自宅で使う人におすすめです。
一方で、端末購入に費用がかかったり、プロバイダによってはキャッシュバック額が減ったりするため、せっかくお得にWiMAXを申し込もうと思っても、かえって費用がかかってしまう場合があります。
ここまでお伝えしたWiMAXクレードルのメリットと注意点をふまえ、クレードルを購入しても問題ないのは以下のような人です。
<WiMAXクレードルを購入しても問題ない人>
- 昔のパソコンに接続するなど有線LANケーブルを使用する機会がある人
- 主に家でWiMAXを利用する人
- モバイルルーターを使って安定した通信環境を望む人
つながりやすさを求めるならクラウドSIMを検討しよう
WiFi環境につながりやすさを求める場合は、クラウドSIMも検討してみましょう。
WiMAXは、大手キャリアと同じように独自回線を使ったインターネット回線です。端末のSIMを使い、WiMAXの回線のみ利用できます
一方、クラウドSIMは、SIMをクラウド上で管理しています。
1枚のSIMカードに対して複数の回線を利用できるので、国内の大手キャリア回線に自動で接続。
大手キャリアの回線を使うため、WiMAXがつながりにくいエリアや地下でもつながりやすくなります。
ここでは、おすすめのクラウドSIMを4社ご紹介していきます。
<おすすめのクラウドSIM>
- 20GB程度の利用なら「どこよりもWiFi」
- 50GB程度の利用なら「MONSTER MOBILE」
- 100GB程度の利用なら「THE WiFi」
- 100GB以上の大容量利用なら「大容量WiFi」
それぞれの特徴について説明していきましょう。
20GB程度の利用なら「どこよりもWiFi」
引用:どこよりもWiFi
どこよりもWiFiは、使ったデータ量を支払う段階定額制。
あまり使わなかった月は月額料金が安くなるため、通信費の支払いに無駄がありません。
24ヶ月契約 | 縛りなし | |
---|---|---|
契約期間 | 24ヶ月 | なし |
月額料金(20GB) | 1,900円 | 2,400円 |
実質料金(月額) | 1,900円 | 2,532円(24ヶ月) |
実質料金 | 47,500円 | 63,300円(24ヶ月) |
端末代 | 0円 | |
契約事務手数料 | 3,300円 |
※すべて税込
定額制のWiFiプランが多い中、どこよりもWiFiは使ったデータ量に応じて月額料金が決まる料金体系です。
リモートワークや旅行でたくさん使った月や、あまりWiFiを使わなかった月では月額料金が異なるため、毎月の使用量が定まっていない人におすすめです。
また、月額料金がお得になる2年契約プランと縛りなしプランがあります。
契約期間が決まっていない場合や短期間だけ利用したい人にとって、縛りなしプランがあるのはうれしいポイントです。
<どこよりもWiFiのおすすめポイント>
- 使ったデータ量に応じて支払う段階定額制
- 24ヶ月プランと縛りなしプランから自分に合ったものを選べる
50GB程度の利用なら「MONSTER MOBILE」
MONSTER MOBILEには、日ごとのデータ容量で選べる「デイリープラン」と、月ごとのデータ容量で選べる「マンスリープラン」の2つがあります。
使い方によってプランを選択できるクラウドSIMです。
プラン名 | 12ヶ月契約プラン | 縛りなし |
---|---|---|
契約年数 | 12ヶ月 | なし |
月額料金(50GB) | 2,640円 | 3,190円 |
実質料金(月額) | 2,894円 | 3,444円(12ヶ月) |
実質料金 | 37,620円 | 44,770円(12ヶ月) |
端末代 | 0円 | |
契約事務手数料 | 3,300円 |
※すべて税込
「デイリープラン」は、毎日のデータ容量が2GB・3GB・5GBから選べるプランです。
「マンスリープラン」は、毎月のデータ容量を20GB・50GB・100GBから選べます。
日ごろあまりWiFiを使わない人は「デイリープラン」を、頻繁に利用する人は「マンスリープラン」から選ぶのがおすすめです。
また、MONSTER MOBILEでは、14日間のお試しキャンペーンを実施しています。
万が一、通信速度が極端に遅かったり、インターネットに接続できなかったりした場合は、解約手数料や月額料金の負担なしで解約可能です。
ただし、下記のキャンペーン適用条件を満たす必要があります。
<14日間お試しキャンペーンの適用条件>
- MONSTER MOBILEを初めて申し込んだ人
- 実施期間中に対象のプランを申し込んだ人
- 端末発送日を起算日とし、起算日を含む14日以内に「解約の申告」および「機器の返却(発送)」をした人
- 機器返却時の送料を負担
- 使用したデータ容量が2GB以下
- 発送日の分かる方法にて返却できる人
<MONSTER MOBILEのおすすめポイント>
- 豊富なプランから自分好みに組み合わせられる
- 14日間お試し無料キャンペーンがある
100GB程度の利用なら「THE WiFi」
引用:THE WiFi
「THE WiFi」では、4ヶ月間月額料金が0円になるキャンペーンを実施しています。
仕事とプライベートで使用しても十分な100GBを、お得に利用できるクラウドSIMです。
プラン名 | THE WiFi 100GB |
---|---|
契約年数 | 24ヶ月 |
月額料金 | 0~4ヶ月目:0円 5ヶ月目~:3,828円 |
実質料金(月額) | 3,304円 |
実質料金 | 82,588円 |
端末代 | なし |
契約事務手数料 | 2,200円 |
※すべて税込
初期費用を抑えたい人におすすめのクラウドSIMが、THE WiFiです。
月額料金が4ヶ月間無料となり、契約事務手数料も1,000円割引されているため、契約にかかる費用の負担を減らせます。
さらに、30日間の無料お試し体験があるため、初めてポケットWiFiやクラウドSIMを使う人でも、十分に試せるのはうれしいですね。ま
た365日オペレーターが対応しているので、申込後に不安なことがあっても、いつでも対応してくれます。
<THE WiFiのおすすめのポイント>
- 月額料金が4ヶ月間0円
- 30日間の無料お試し期間で初めてでも安心
100GB以上の大容量利用なら「大容量WiFi」
引用:大容量WiFi
100GB以上の大容量通信を使いたい人は、500GBプランのある「大容量WiFi」がおすすめです。
50GB〜500GBの大容量で、データ容量を気にせずに思いきりWiFiを利用したい人に向いています。
プラン名 | 大容量WiFi |
---|---|
契約年数 | 24ヶ月 |
月額料金 | 0GB:500円 50GB:2,400円 100GB:2,900円 200GB:3,900円 300GB:4,900円 400GB:5,900円 500GB:6,900円
200〜500GB:990円(キャンペーン適用時) |
実質料金(月額) | 50GB:2,538円 100GB:3,038円 200GB:4,038円(3,310円) 300GB:5,038円(4,060円) 400GB:6,038円(4,810円) 500GB:7,038円(5,560円)
※()内はキャンペーン適用時 |
実質料金 | 50GB:60,900円 100GB:72,900円 200GB:96,900円(79,440円) 300GB:120,900円(97,440円) 400GB:144,900円(115,440円) 500GB:168,900円(133,440円)
※()内はキャンペーン適用時 |
端末代 | なし |
契約事務手数料 | 3,300円 |
※すべて税込
※初月の料金は日割り
※0GBプランはプラン変更時のみ選択可能(24ヶ月間0GBプランを利用することはできない)
500GBの大容量通信を行えるので、100GB以上のプランがあるポケットWiFiを探していた人におすすめのクラウドSIMです。
さらに、月額料金が半年間990になるキャンペーンを実施しています。
200GB〜500GBプランのいずれかを新規で申し込むと、月額料金が半年間990円になります。
指定オプションへ加入しクレジットカード支払いにすると、もっともデータ容量が多い500GBも半年間990円で利用できるので、大容量をお得に使いたい人におすすめです。
<大容量WiFiのおすすめポイント>
- 500GBプランがある
- キャンペーンの利用で月額料金が半年間990円
まとめ
WiMAXクレードルは、必ず購入すべきアクセサリーではありません。
しかし、有線LANケーブルを使う機会が多い人や、通信速度を向上したい人にはおすすめです。
モバイルルーターの置き場所も固定されるので、アダプターやケーブルで部屋が汚く見えません。
載せるだけで充電が可能なので、日ごろからモバイルルーターを持ち運ぶ人は充電忘れの防止にもなるでしょう。
クレードルのメリットと注意点をふまえ、必要に応じて購入を検討してください。