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テザリングとWiFiってどう違う?仕組みやおすすめの人など徹底解説していきます!
「テザリング」という言葉は聞いたことがあっても、WiFiとの違いや具体的な仕組みを知らないと、なかなか使えませんよね。
この記事では、テザリングとWiFiの違いや、機能・仕組みなどを詳しく解説していきます。
テザリングがおすすめの人、利用するまでの手順なども解説しているため、最後まで読むことで実際にテザリングを活用できますよ。
テザリングとWiFiの違いとは
テザリングとWiFiの違いについて、ソフトバンクを例に以下の表でみていきましょう。
【テザリングとWiFiの違い(ソフトバンク)】
テザリング | WiFi | |
---|---|---|
通信方法 | 携帯端末による通信 | WiFiルーターによる通信 |
月額料金 | 無料or550円(プラン内容による) | 【レンタル+2年間】 ・25歳以下:3,707円 ・26歳以上:5,907円 |
データ容量 | 最大30GB | データ容量無制限 |
※価格は税込
テザリングはスマートフォンなどをルーターの代わりとして使い、WiFiは専用ルーターから通信を行います。
料金・データ容量にも大きな違いがあり、インターネットの使い方に合わせて選ぶことが大切です。
それぞれの具体的な仕組みについて、次項から解説していきます。
テザリングの仕組み
テザリングとは、携帯端末をWiFiルーターとして使うことで、ほかのPCやタブレットなどの端末をインターネットに接続する機能です。
ほかのWiFi業者と新たに契約する必要がなく、気軽にどこでもWiFiが使えます。
テザリングの種類にもよりますが、無線でほかの端末をインターネットに接続できるので、新たにケーブルなどを用意する必要はありません。
携帯端末をテザリング通信に切り替えるだけで利用できます。
<テザリングが利用できる端末の例>
- スマートフォン
- タブレット
- ガラケー
各端末のすべての機種にテザリング機能が搭載されているわけではありません。
テザリングができるかどうかは、端末の設定画面や各キャリアで確認しましょう。
WiFiの仕組み
WiFiとは、専用のルーターを経由して、ほかの端末(PCやタブレットなど)をインターネットにつなげるものです。
ポケットWiFiやホームルーターなど種類があり、工事なしで利用できるWiFiも多くあります。
特徴は、無線でインターネットへ接続できることです。
電波の届くエリア内であれば、インターネット接続可能な端末を、複数台(台数制限あり)インターネットにつなげられます。
テザリングとWiFi、それぞれおすすめなのはこんな人!
テザリングとWiFiがおすすめの人は次のとおりです。
【テザリングとWiFiがおすすめの人一覧】
テザリング | WiFi |
---|---|
・一時的なWiFiが必要 ・緊急時に使えるWiFiを用意しておきたい ・あまりインターネットを使わない(仕事上たまに必要など) | ・データ容量を気にせずインターネットを使いたい ・通信速度は速いほうがいい ・同時に複数の端末をインターネットにつなぐ |
次項から、それぞれがおすすめの理由を詳しく解説します。
テザリングがおすすめの人
テザリングとは、先述したとおり携帯端末をWiFiルーターの代わりとして活用する機能です。
実際に利用する際は、主なメリットと注意点についても把握しておきましょう。
【テザリングのメリットと注意点】
メリット | 注意点 |
---|---|
・どこでもすぐにWiFi環境が整う ・新たにWiFiルーターを契約する必要がない | ・データ容量は携帯端末で契約した容量が上限 ・携帯端末のバッテリーを消耗する ・電波の入りにくい環境では通信できない可能性がある |
とくに、データ容量には気をつけなければなりません。
テザリングを使って動画視聴やゲームなどの使い方をしてしまうと、すぐ通信制限(データ容量の上限)にかかる恐れがあります。
以上のことから、テザリングがおすすめの人は以下のとおりです。
<テザリングがおすすめの人>
- 一時的なWiFiが必要
- 緊急時に使えるWiFiを用意しておきたい
- あまりインターネットを使わない(仕事上たまに必要など)
WiFiがおすすめの人
WiFiは専用のルーターを使い、ほかの端末をインターネットに接続させる方法です。
持っていれば便利なものですが、事前にメリットと注意点も知っておきましょう。
【WiFiのメリットと注意点】
メリット | 注意点 |
---|---|
・テザリングよりも大きなデータ容量が選べる ・通信速度が速い ・外出先でも使える(ポケットWiFiなど) ・10人以上の同時接続可能(機器により異なる) | ・新たに契約する回線を選ぶ必要がある ・料金はテザリングより高額 ・解約時は違約金が発生するケースもある |
WiFiは無線電波の届くエリアであれば、テザリングより高速に通信できます。
またポケットWiFiの場合、外出先でもWiFi環境を整えられます。
データ容量に関しても、業者によっては無制限プランを用意しているので、通信制限を気にする必要がありません。
そんなWiFiがおすすめの人は次のとおりです。
<WiFiがおすすめの人>
- データ容量を気にせずインターネットを使いたい
- 通信速度は速いほうがいい
- 同時に複数の端末(10台以上)をインターネットにつなぐ
外出先でもWiFiをたくさん利用したいなら「大容量WiFi」がおすすめ
引用:大容量WiFi
外出先でもWiFiをたくさん利用したい人には、「大容量WiFi」がおすすめです。
大容量WiFiでは、0~500GBまでのデータ容量プランが用意されおり、必要に応じてプラン変更もできるため、データ容量に不安のある人でも使いやすい業者です。
【大容量WiFiの概要】
項目 | 概要詳細 |
---|---|
エリア | 日本全国 |
最大速度 | ・下り速度:150.0Mbps ・上り速度:50.0Mbps |
実測値 | ・下り速度:26.7Mbps ・上り速度:11.6Mbps |
使用回線 | ・au ・ソフトバンク |
契約期間 | 24ヶ月 |
初期費用(手数料・端末代) | 3,300円(契約手数料) |
月額料金 | ・通信容量に応じた通常料金 0GB:500円 50GB:2,400円 100GB:2,900円 200GB:3,900円 300GB:4,900円 400GB:5,900円 500GB:6,900円 |
契約期間中の実質月額 | 717円~7,038円(0~500ギガ) |
キャンペーン | 新春キャンペーン 新規申し込みで200GB~500GBのプランを対象オプションと同時に申し込むと、オプション料金を含めた月額料金が最大半年間990円になる |
※価格は税込
※初月の料金は日割り
※0GBプランはプラン変更時のみ選択可能(24ヶ月間0GBプランを利用することはできない)
大容量WiFiには容量別の料金プランがあり、それぞれ異なる月額料金が設定されています。
上限は500GBまでなので、データ容量を気にせずインターネットを使いたい人でも利用しやすいプランです。
プラン変更(手数料1,100円)はいつでも可能で、申請すると最短翌月には希望するプランが適用されます。
また、オプションも充実しており、端末のトラブル補償や設定操作などのサポートを受けられます。
<大容量WiFiのおすすめポイント>
- データ容量が最大500GBと大きい
- プランはいつでも変更できる
- オプションによるサポートが充実
- キャンペーン適用で利用料金は最大半年間990円
申し込みから利用開始までの手順
大容量WiFiの申し込みから利用開始までの手順を、段階的に解説します。
<大容量WiFiの申し込み方法>
- 大容量WiFiのホームページへアクセス
Webサイトはこちらからアクセス
- 「WEBから簡単申し込み」へ移動
申し込みフォームからのみ受け付け
- 申し込みフォームで必要事項 を入力
プラン・端末台数・オプション・個人情報など
- オプションプランの選択
希望するオプションを選ぶ
- 入力内容を確認
最終確認の終了で申し込みが完了
- 受付完了メールが届く
本人確認審査が行われたあと、受付完了の旨が記載されたメールが届く
- 最短で翌営業日には端末や付属品が届く
通常は2~5営業日以内の発送
- 利用開始
端末が届いてから、各種設定を行って利用開始
大容量WiFiで開催中のキャンペーンには、適用条件やルールがあります。
<キャンペーンの適用条件とルール>
- 200~500GBの料金プランへ申し込む
- 対象オプションをすべて付ける
- キャンペーン中にプラン変更で上記条件を外れると適用されない(通常料金となる)
- キャンペーン終了後(半年後)もオプションやプランは継続される
キャンペーンを適用したい場合は、上記の条件とルールを確認して申し込みフォームで入力しましょう。
緊急時のときだけWiFiを利用するなら「テザリング」でじゅうぶん
緊急時のときだけWiFiを利用する人は、テザリングだけでもじゅうぶん問題ありません。
テザリングは携帯端末を使って、簡易的にWiFi環境を整えられる機能です。
そのため、すぐにWiFiが必要になる緊急時の利用がおすすめできます。
また、テザリングを使用する際は、以下の種類についても知っておきましょう。
<テザリングの種類>
- WiFiテザリング
携帯端末の無線電波で、ほかの端末をインターネットに接続する(テザリングとしてオーソドックスなタイプ) - USBテザリング
テザリング機能のある端末とほかの端末をUSBケーブルでつなぎ、インターネットに接続する - Bluetoothテザリング
Bluetoothの電波を使い、テザリング機能のある端末とほかの端末をつないでインターネットに接続する
【各テザリングのメリット・注意点】
テザリングの種類 | メリット | 注意点 |
---|---|---|
WiFiテザリング | ・携帯端末のみでWiFi環境が整えられる ・複数台の端末をインターネットにつなげられる | ・バッテリー消費が激しい ・接続する端末が増えると、通信速度が安定しない |
USBテザリング | ・通信状況が安定する ・充電しながらのテザリングも可能 | ・インターネットにつながるのは1台のみ |
Bluetoothテザリング | ・バッテリーの消費が抑えられる | ・容量の大きなファイルの通信に向いていない |
複数端末ならWiFiテザリング、1台のみの場合はUSBテザリング、電池容量が心配であればBluetoothテザリングと覚えておきましょう。
<テザリングのおすすめポイント>
- 緊急時にも対応できる
- 通信環境や用途に応じた使い方ができる
テザリング利用開始までの手順
テザリング利用開始までの手順を覚えて、いつでも使える状態にしておきましょう。
<テザリング利用開始までの手順>
- 各キャリアの受付窓口 or ホームページ(マイページ)へアクセス
窓口などで申請を行う
- テザリングに必要なサービスに加入申請
各社でサービスの種類や内容は異なるため、事前に確認が必要
- サービスへの加入後、テザリングを携帯端末で設定
端末でテザリング機能をONにする
- テザリングの利用開始
機能がONになって利用開始
上記はあくまでも一般的な手順です。
詳しい手続き方法は、各キャリアのホームページや問い合わせ窓口で確認しましょう。
なお、キャリアによっては特定のサービスへの加入がなくてもテザリングが使えます。
まとめ
テザリングは通常のWiFiとは異なり、新規でWiFiルーターを契約する必要がなく、携帯端末さえあれば利用できます。
緊急時にWiFiが必要なときも、すぐに環境を整えられる機能です。
ただし、便利な機能である反面、いくつか注意すべきポイントもあります。
<テザリングの注意点>
- データ容量は携帯端末で契約した容量が上限
- 携帯端末のバッテリーを消耗する
- 電波の入りにくい環境では通信できない可能性がある
「テザリングとWiFiがおすすめの人はこんな人!」も参考にしつつ、テザリングが自分に合っている機能かどうかチェックしてみてくださいね。