ポケットWiFiを契約する際、気になるポイントのひとつは月額料金ではないでしょうか。

この記事では、「少しでも費用を抑えたい」「余計な料金を支払いたくない」といった人に向けて、ポケットWiFiの料金相場を紹介します。

複数社で比較しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

また、料金の安いポケットWiFiを選ぶためのポイントや、安さ重視で選ぶおすすめのポケットWiFiなども紹介しています。

ポケットWiFiを選ぶときの注意点についても解説しているため、最後までチェックすることで自分に合ったポケットWiFiが選べますよ。

ポケットWiFiの料金相場は？主要20社を徹底調査

ポケットWiFiの料金相場を知るために、まずは主要20社を比較してみましょう。

各社、データ容量ごとに複数のプランがありますが、比較しやすいようにプランを絞っています。

【主要20社の比較表】

※価格は税込

上記の表も参考にしつつ、相場や各回線について解説します。

相場は3,000円～5,000円

ポケットWiFiの料金相場は、3,000～5,000円です。

ただし、月額料金はデータ容量に応じて変わってくるので注意しましょう。

データ容量が少ないものは安く、多いものは高い傾向にあります。

同一回線（WiMAXなど）であっても、申し込むプロバイダによって料金は大きく異なります。

データ容量別・プロバイダ別の月額料金を確認して、自分の予算に合ったポケットWiFiを契約してくださいね。

ポケットWiFiは光回線・ホームルーターと比べて安い

ポケットWiFiは光回線やホームルーターと比べると、料金面が安い傾向にあります。

【ポケットWiFi・ホームルーター・光回線の比較】

※価格は税込

上記の表でもわかるように、ポケットWiFiは料金的に安いだけでなく、工事不要で持ち運びもできるというメリットがあります。

ただし、同時接続台数は少ないので、利用する端末（PCやタブレットなど）の数はある程度絞っておきましょう。

料金の安いポケットWiFiを選ぶために！押さえるべき2つポイント

料金の安いポケットWiFiを選ぶために、押さえておくべきポイントを2つ解説します。

実質料金を比較して選ぶ

実質料金でWiFi会社を比較すると、実際に支払う費用が安いポケットWiFiを選べます。

実質料金とは、料金プランなどに記載される月額料金ではなく、初期費用やキャンペーンなどの割引も含めた料金のことです。

＜実質料金の計算方法＞

• 実質月額料金＝【月額料金×契約月数】+【初期費用（事務手数料・端末代）】-【キャッシュバック・割引額】

上記の計算式に当てはめながら、各社の実質料金を計算・比較してみましょう。

自身に合ったデータ容量を選ぶ

自身の使い方に合ったデータ容量を選ぶと、無駄な費用のかからないポケットWiFiが使えます。

データ容量は、WiFi会社や料金プランによって決められています。

容量が増えるに従って料金も上がっていくため、インターネットの使い方に応じたデータ容量を契約することが大切です。

具体的に、用途別の必要なデータ容量目安を見ていきましょう。

【データ容量の目安（1GBでできること）】

メッセージの送受信であれば、大きなデータ容量は必要ありません。

しかし、写真や音楽、動画などのコンテンツは余裕のあるデータ容量で契約しなければ、快適にインターネットを使えない可能性があります。

上記の表も参考に、インターネットの用途に合わせたデータ容量を決めましょう。

料金重視で選ぶおすすめポケットWiFi3社

料金重視でポケットWiFiを選ぶ際は、実質料金の計算・比較が大切です。

＜実質料金の計算方法＞

• 実質料金＝【月額料金×契約月数】+【初期費用（事務手数料・端末代）】-【キャッシュバック・割引額】

次項では、データ容量別に料金重視でおすすめのポケットWiFiを3つ紹介します。

20GB～50GBプランなら「どこよりもWiFi」

「どこよりもWiFi」では、データ容量別で月額料金が決められています。

さらに、「2年契約or契約期間なし」のどちらかを選べることも特徴です。

【どこよりもWiFiの概要】

※価格は税込

どこよりもWiFiでは、データ容量別に月額料金が決められており、50GB以上は定額 で使い続けられます。

契約期間なしのプランを選ぶと違約金も発生しないため、短期間のみ使いたい人にもおすすめです。

また、月額440円で端末補償サービスにも加入できます。

端末が故障しても、新品や状態のいい中古品と交換してもらえるので、はじめてポケットWiFiを使う人も安心です。

＜どこよりもWiFiのおすすめポイント＞

• 段階的に月額料金が決められている
• 50GB以降が定額制
• 端末補償サービスで安心

100GBプランなら「THE WiFi」

「THE WiFi」では、定額制とデータ容量別に料金が決められる、2種類のプランが提供されています。

端末レンタル代0円や、最短即日発送（レンタル品の発送）なども特徴です。

【THE WiFiの概要】

※価格は税込

THE WiFiの特徴は、データ容量100GBまで利用する場合においても、月額3,828円の定額で使えることです。

データ容量別に料金が変動するプランも提供されており、ポケットWiFiの使い方に合わせてプランが選べます。

さらに、開催中のキャンペーンを適用することで、契約後の4ヶ月間は利用料金が0円です。

費用を抑えたい人、実質料金が気になる人にもおすすめです。

また、申し込み後は最短当日中に端末を発送してもらえます。

急いでWiFi環境を整えたい人にとってもおすすめできるポケットWiFiです。

＜THE WiFiのおすすめポイント＞

• 100GBまで定額で使える
• キャンペーンにより4ヶ月間は0円
• 申し込み後から端末受け取りまでの期間が短い

200GB以上の大容量プランなら「大容量WiFi」

引用：大容量WiFi

「大容量WiFi」では、200GB以上のデータ容量に対応した料金プランが提供されています。

キャンペーンによる割引や、有料のサポートオプションなども充実した会社です。

【大容量WiFiの概要】

※価格は税込
※初月の料金は日割り
※0GBプランはプラン変更時のみ選択可能（24ヶ月間0GBプランを利用することはできない）

大容量WiFiには、データ容量500GBまでの料金プランが提供されているため、「たくさんインターネットを使いたい」という人におすすめです。

さらに、プラン変更（手数料1,100円）はいつでも可能で、最短翌月には変更したプランが適用されます。

必要に応じてプランを変更することにより、生活スタイルやポケットWiFiの使い方に合わせられるでしょう。

また200GB以上の契約の場合、キャンペーンの適用で、最大半年間は月額料金が990円です。

＜キャンペーンの適用条件＞

• 200～500GBプランのみ
• すべてのサポートオプションをつける

キャンペーンを適用することで実質月額料金もより抑えられるので、安さを重視する人にもおすすめです。

＜大容量WiFiのおすすめポイント＞

• 最大500GBまで使える
• プラン変更（手数料1,100円）がいつでも可能
• キャンペーンにより最大半年間は月額990円

【番外編】速度を重視するなら「WiMAX」

速度重視で選びたい人は、「WiMAX」がおすすめです。

＜WiMAXとは？＞

• 無線通信技術規格（4Gや3Gなど）のひとつ
• 短時間の大容量通信を得意としている
• 1ヶ月あたりの通信容量無制限
• 同時接続台数が多い

WiMAXは、どのプロバイダで申し込んでも、回線自体の通信速度は変わりません。

ただし、各端末における通信速度や、プロバイダ別のサービス内容は異なるので注意しましょう。

＜おすすめのプロバイダ＞

• 5G・安さ・サポート面など総合力で選ぶ：Broad WiMAX
• 安さ重視：GMOとくとくBB WiMAX

短期間レンタルしたい人向け！料金が安いおすすめポケットWiFi2社

短期間レンタルしたい人に向けて、料金の安いおすすめポケットWiFiを2つ紹介します。

まずは、2社のデータ容量や料金、その他費用などを比較してみましょう。

【主要レンタルポケットWiFiの比較】

とにかく安い「どんなときもWiFi」

「どんなときもWiFi」では、デイリープランとマンスリープランの2プランが提供されています。

データ容量についても2種類から選べるため、使い方に合わせたプラン選択が可能です。

【どんなときもWiFiの概要】

※価格は税込

どんなときもWiFiの特徴は、以下2つのプラン＋データ容量が提供されていることです。

＜プランの特徴＞

• デイリープラン：短期間（1日単位）でのレンタル向け
• マンスリープラン：16日以上の長期間レンタル向け

＜データ容量と料金＞

• 1日3GB：330円/日
• 1日5GB：440円/日

上記のプランとデータ容量を、使い方に合わせて組み合わせられます。

さらに、レンタル安心保証（端末故障時の無償交換）という端末補償サービスも用意されています。

「数日だけ使いたい」「低料金もサポートを充実させたい」といった人におすすめです。

＜どんなときもWiFiのおすすめポイント＞

• 利用期間に応じたプランが提供されている
• 使い方に合わせてデータ容量が選べる
• 端末補償で故障したときも安心

端末種類が豊富な「WiFiレンタルどっとこむ」

「WiFiレンタルどっとこむ」では、1日単位でのポケットWiFiのレンタルができます。

利用料金は端末別に1日あたりの額が決められているため、機能＋費用のバランスを考えて選ぶことが可能です。

【WiFiレンタルどっとこむの概要】

※価格は税込

WiFiレンタルどっとこむの魅力は、1日でもポケットWiFiをレンタルできることです。

レンタル期間は自由に選べるので、利用目的・期間に応じてポケットWiFiを使えます。

さらに、レンタルできるポケットWiFiの種類が11種類と多いことも特徴です。

料金や機能はそれぞれ異なるため、使い方と予算に合った端末が選べます。

また、WiFiレンタルどっとこむ公式ホームページからの申し込みであれば、利用料金の割引が受けられます。

＜WiFiレンタルどっとこむのおすすめポイント＞

• 1日単位でもレンタルできる
• 端末の種類が11種
• 公式ホームページからの申し込みで割引が適用される

ポケットWiFiを選ぶ際の3つの注意点

ポケットWiFiを選ぶ際に抑えておきたい注意点を3つ解説します。

使う場所がエリア内か確認する

ポケットWiFiを選ぶ際は、使う場所が対応エリアに含まれているか確認しましょう。

ポケットWiFiは無線通信を行ってインターネットに接続します。

そのため、とくに郊外や山中などの環境によっては、通信が安定しないケースもあります。

回線の種類によって対応エリアは決まっているので、申し込む前には必ず確認しましょう。

対応エリアは、WiFiを提供している会社のホームページから確認が可能です。

速度がしっかりと出ているか確認する

快適にインターネットを使用するためにも、速度が十分に出ているか確認しましょう。

端末のスペック表などに記載されている最大速度は、あくまでも理論上の数値です。

実際の環境で発揮される通信速度ではありません。

そのため、通信速度を確認するには、実際にWiFiを使用した際の速度である、実測値をチェックする必要があります。

＜実測値の確認方法＞

• みんなのネット回線速度（こちらからアクセスできます）
• TwitterなどのSNS

みんなのネット回線速度では、端末やWiFi会社などの実測値が公開されています。

SNSは実測値＋口コミもチェックできるので、端末の使用感も知りたい人は確認してみてくださいね。

速度制限の条件・内容を確認する

速度制限の条件・内容を確認しておくと、用途に合ったポケットWiFiを利用できます。

速度制限とは、毎月or毎日決められたデータ容量をオーバーしたとき、通信速度が著しく制限されることです。

条件や内容はWiFi会社によって異なります。

たとえばTHE WiFiの場合、1ヶ月でデータ容量100GBを超えると、翌月1日まで通信速度が最大128kbpsとなってしまいます。

契約するプランによってもデータ容量の上限は変わってくるため、インターネットの使い方に合わせて選ぶことが大切です。

まとめ

ポケットWiFiの料金相場は3,000～5,000円/月程度ですが、契約するデータ容量に応じて料金は変動します。

データ容量が大きい場合は、月額料金がより高額になっていくので気をつけましょう。

少しでも安くポケットWiFiを選びたい場合は、以下のポイントに注意が必要です。

＜押さえておきたいポイント＞

• 実質料金を比較
• データ容量が自分に合っているか

とくに、実質料金はトータルの費用につながるポイントです。

「実質料金を比較して選ぶ 」を参考に、複数社を比較しましょう。

毎月の負担を軽くしたい人は、「料金重視で選ぶおすすめポケットWiFi3社」もぜひチェックしてみてくださいね。