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ポケットWiFiの速度が遅いと感じる10の原因!改善する方法も解説
ポケットWiFiを使用しているとき、通信速度が遅い・下がったと感じたことはありませんか?
通信速度の低下には、端末の不具合や故障以外にもさまざまな原因が考えられます。
今回は、ポケットWiFiの速度が遅くなる10の原因と、それに対する対処法をまとめて解説します!
他社サービスへの乗り換えを検討する場合のおすすめサービスについても紹介しているので、改善が見られない場合はぜひ参考にしてくださいね。
ポケットWiFiの速度が遅くなる原因と対処法
ポケットWiFiの速度が遅い原因として考えられる10のケースと、それぞれの対処法をまとめて解説します。
原因①:ポケットWiFiの不具合
まずは、ポケットWiFi端末の不具合によって、正常な通信ができなくなってしまうパターンです。
対処法1:修理・交換してもらう
端末の故障が原因である場合は、契約先に連絡して端末を修理・交換してもらいましょう。
契約先が用意している端末補償サービスなどに加入している方なら、修理や交換のための費用を負担せずに済むこともあります。
対処法2:新しいポケットWiFiに乗り換える
端末自体に故障はなくても、発売から年月が経った古い機種であることが原因で、現在の通信技術に対応できないことがあります。
使っているポケットWiFi端末が古い機種であれば、新しい機種に乗り換えることも検討しましょう。
原因②:速度制限にかかっている
あらかじめ決められたデータ使用量の上限を超えたり、短時間で大規模なデータ使用を行ったりなどが理由で、通信速度が制限されているケースです。
対処法:速度制限が解除されるまで待つ
一度速度制限がかかってしまった場合、待つ以外に解除する方法はありません。
どうしても使用可能データ量が足りない場合は、ポケットWiFiの契約自体を見直して、容量を増やすことを検討しましょう。
原因③:電波干渉を受けている
ポケットWiFiの近くにあるほかの電子機器や家電製品などが発する電波と、ポケットWiFiの電波が干渉し、スマホやPCなどの接続機器で正常な受信ができなくなっているケースです。
対処法:端末や接続機器の配置を変える
電波同士が干渉するのを防ぐため、お互いが邪魔をしない配置を探してみてください。
使わない電子機器・家電製品の電源は、オフにしておくのもよいでしょう。
原因④:電波が遮断されている
室内利用の場合、建物のコンクリートの壁などによって、外から入ってくる電波が遮断されてしまうことがあります。
対処法:ポケットWiFiを利用する場所を変える
室内でポケットWiFi端末を置く場所を変えると、改善されるかもしれません。
ドアや窓を開けるだけでも状況が変わるので、電波が入りやすい場所・環境を探してみましょう。
原因⑤:夜など回線が混雑している時間帯
多くの利用者が回線を利用し混雑する時間帯は、通信速度が低くなりがちです。
対処法:混雑時間帯を避けてポケットWiFiを利用する
インターネット回線は夕方から徐々に利用が集中しはじめ、もっとも混雑するピークタイムは20時ごろ。
そして、0時を過ぎたころから混雑が落ち着きはじめます。
平日の午前から夕方前までは比較的空いていますが、週末は午前中でも利用者がやや多い傾向にあります。
ポケットWiFiの速度に影響が出るほどの混雑が見られるのは、主に「毎日17時~0時ごろ」です。
この時間帯をなるべく避けての利用を試みましょう。
原因➅:接続台数が多い
同じポケットWiFi端末に接続して、回線を利用している機器の台数が多すぎるあまり、それぞれに十分な通信が提供できなくなっているケースです。
対処法:端末に接続する台数を減らす
端末には最大接続台数の決まりがありますが、この規定内であっても電波の提供に支障をきたすことがあります。
不要な機器の接続を切断し、最低限必要なもののみに留めましょう。
原因➆:電波の弱いエリアにいる
ポケットWiFiの回線提供エリア内であっても、ほかの場所に比べて電波がやや弱いエリアが一部で存在します。
対処法:ポケットWiFiの利用場所を変える
ポケットWiFiの利用場所を変え、十分な電波が拾えるエリアに移動できれば改善します。
また、知らぬ間に提供エリア外に出ている可能性も考えられるので、ポケットWiFiを使いたい場所が確実に提供エリア内であるかどうかも、あらためて確認しましょう。
原因➇:接続機器の不具合・性能不足
ポケットWiFiではなく、回線を利用したいスマホや、PCなどの接続機器側に問題があるケースです。
対処法1:接続機器に不具合・故障がないか確認する
接続機器に異常がないか確認し、必要に応じて修理や交換を行いましょう。
対処法2:接続機器を新しいものに買い替える
ポケットWiFi端末と同様に、接続機器が古いものだと快適な通信ができない場合があります。
電子機器にはどうしても寿命があるので、新しいモデルへの買い替えを検討しましょう。
原因➈:ポケットWiFiの性能不足
ポケットWiFi端末自体のもともとの性能が低く、思うような速度が出ないケースです。
対処法:より速度が出る端末に乗り換える
現在使っている端末の「最大通信速度」を確認し、その数値がより高い端末に乗り換えましょう。
なお、現在の端末を長く使っている場合は、劣化や故障の可能性も考えられます。修理・交換も視野に入れて検討してみてください。
おすすめの乗り換え先は【ポケットWiFiの速度が改善しない場合は、乗り換えも検討しよう!】で紹介しています。
原因➉:使用目的によって遅いと感じている可能性も
高画質の動画視聴やオンラインゲームのプレイなど、高速な回線が求められる用途でポケットWiFiを使っていると、不満を感じてしまうかもしれません。
対処法:より高速な通信が利用できる他サービスの契約を検討する
ポケットWiFiの平均的な通信速度は、下り10~40Mbps程度です。
たとえば対人型のオンラインゲームの場合、快適にプレイできる通信速度の目安は下り50~70Mbps程度とされていることが多いため、ポケットWiFiの回線では不十分です。
Webサイトの閲覧程度なら問題なく行える速度が出ているものの、回線の使用目的によっては遅いと感じてしまっているかもしれません。
ポケットWiFiの通信速度には限界があります。
より高速な回線を利用したいなら、光回線やホームルーターといった他サービスの契約を検討してみましょう。
ポケットWiFiの速度が改善しない場合は、乗り換えも検討しよう!
ここまで解説した対処法を試してもポケットWiFiの速度が改善しない場合は、他社サービスへの乗り換えを検討してみましょう!
速度の速さ・つながりやすさを重視した、おすすめのポケットWiFiサービスを2つ紹介します。
「大容量WiFi」・・・全国どこでもつながりやすいクラウドSIM
引用:大容量WiFi
「大容量WiFi」は、auとソフトバンクの2つの回線からつながりやすいほうを自動的に選択して利用できる、クラウドSIM式ポケットWiFiです。
対応エリアが非常に広いため、いつでもどこでもつながりやすいことを重視したい方におすすめです。
対応エリア | 日本全国 ※対応エリアは事前にエリアマップでの確認がおすすめ |
---|---|
使用回線 | ・au ・ソフトバンク |
最大通信速度 | ・下り速度:150.0Mbps ・上り速度:50.0Mbps |
平均速度(実測値) | ・下り:26.7Mbps ・上り:11.6Mbps ※7日間計測した実測の平均数値 |
月額料金 | ・0GB:500円 ・50GB:2,400円 ・100GB:2,900円 ・200GB:3,900円 ・300GB:4,900円 ・400GB:5,900円 ・500GB:6,900円 |
契約期間 | 24ヶ月 |
2年間の実質総額料金 | 17,200円~168,900円 |
2年間の実質月額料金 | 717円~7,038円 |
初期費用 | 契約事務手数料:3,300円 |
主なキャンペーン特典内容 | 新春キャンペーン 新規申し込みで200GB~500GBのプランを対象オプションと同時に申し込むと、オプション料金を含めた月額料金が最大半年間990円になる |
※価格はすべて税込
※初月の料金は日割り
※0GBプランはプラン変更時のみ選択可能(24ヶ月間0GBプランを利用することはできない)
大容量WiFiでは、毎月の使用可能データ量を50GBから500GBまで選べます。
自分の日々のデータ使用量に合わせて、豊富な選択肢のなかから無駄のないプランを契約できます。
とくに500GBのプランは、ポケットWiFiとして業界最大容量です。
また、2021年12月31日まで開催中の「新春キャンペーン」では、200GB以上のプランを対象オプションと同時に契約すると、オプション料金を含む月額料金が最大半年間990円(税込)に割り引きされます。
大容量のポケットWiFiプランを格安で利用できるので、多くのデータ使用を考えている方はぜひ注目してみましょう。
〈大容量WiFiの契約がおすすめの人〉
- 数百GBの大容量プランを探している人
- つながりやすさを重視したい人
「WiMAX」・・・安定した速度&豊富なキャンペーン
通信速度が安定して速いことを重視したい方には、ポケットWiFiとホームルーターから好きなほうを選べる「WiMAX」がおすすめです!
【UQ WiMAXの場合】
ギガ放題プラン(4G) | ギガ放題プラスプラン(5G) | |
---|---|---|
対応エリア | 日本全国 ※対応エリアは事前にエリアマップでの確認がおすすめ | |
使用回線 | ・au 4G LTE ・WiMAX2+ | ・5G ・au 4G LTE ・WiMAX2+ |
最大通信速度 | 1.2Gbps | 2.7Gbps |
平均速度(実測値) | 37.04Mbps | 57.04Mbps |
月額料金 | 4,268円 | ~24ヶ月目:4,268円 25ヶ月目以降:4,818円 |
契約期間 | 24ヶ月 | |
2年間の実質総額料金 | 126,500円 | 121,780円 |
2年間の実質月額料金 | 5,060円 | 4,871円 |
初期費用 | 契約事務手数料:3,300円 端末代金:16,500円 | 契約事務手数料:3,300円 端末代金:21,780円 |
主なキャンペーン特典内容 | - | 10,000円キャッシュバック |
※価格はすべて税込
WiMAXでは、ポケットWiFiタイプの端末とホームルータータイプから好きなほうを選んで使用できます。
外出先への持ち運びはせず自宅でのみ利用する予定なら、高性能なアンテナを搭載しているホームルーター端末を選択すると、より高速で安定した通信が利用できるでしょう。
WiMAXにはプロバイダ(申込窓口)が数多くありますが、どこから申し込んでもつながりやすさや通信速度は変わりません。
そのため、各プロバイダ独自のキャンペーンやオプション、サポート体制といったポイントに注目して選ぶことが大切です。
〈WiMAXおすすめプロバイダ3社〉
- 5G・安さ・サポート面など総合力で選ぶなら「Broad WiMAX」
- とにかく安さ重視なら「GMOとくとくBB WiMAX」
- 5G対応プランで安さ重視なら「カシモWiMAX」
上記3社は、WiMAXを申し込めるプロバイダのなかでも独自のサービスが充実しており、お得かつ安心して契約できます。
ぜひ自分にぴったりのサービスを提供しているプロバイダを探してみてくださいね。
〈WiMAXの契約がおすすめの人〉
- 通信の高速さ、安定性を重視したい人
- キャンペーン特典の豊富さを重視したい人
まとめ
ポケットWiFiの速度が遅いと悩んでいる方のために、考えられる10の原因とそれに対する対処法を解説しました。
速度が低下してしまっている原因次第では、すぐに取り組める簡単な対策を行うだけで、通信速度が劇的に改善されることもあります。
本記事で紹介した対処法を試しても改善が見られない場合は、他社サービスへの乗り換えも検討してみましょう。
いつでもどこでもつながりやすいことを一番に考える方には「大容量WiFi」、とにかく速く安定した通信を求める方には「WiMAX」がおすすめです!
ぜひ本記事を参考に、ポケットWiFiで快適な通信を楽しんでくださいね。